26 Julマニアックな「日本通」

夫婦ともども日本のテレビドラマ『北の国から』の大ファンなのだ。富良野では有名な花畑や観光スポットだけでなく、ドラマのロケ地巡りをしたり、キタキツネの写真もアップしたのである。これらの富良野の美しい風景写真や動画を載せつつ、ドラマの中で俳優の吉岡秀隆が演じる主人公の黒板純が、田中邦衛演じる父親の黒板五郎からもらった泥のついた一万円札の説明も詳しく書いてあるのだ。日本人ならかなり多くの人の通じる「感動的

なドラマのエピソード」に中国人も同じ熱い涙を流しているのである。「日本通」ぶりも、ついにここまで来ているのか、とおどろかされる。しかし、そんなマニアックな情報を語るかと思えば、一方では、東京・神保町の古本屋街を訪れたりもするのだ。中国とゆかりのある山内書店の看板を撮影し、山内書店と中国との歴史もSNSで発信していたのである。

(山内書店は日本人の山内完造が1917年に上海で開いた書店。日中文化人のサロン的存在だった。現在は日中関連の書籍の専門店として神保町に店を構える。)神戸では孫文記念館である「移情閣」に中国から旅行にきていた家族とともに訪れる。孫文と日本人との交流に「中国人として感動した」とも綴っているのだ。いかがでしょうか?これはこの男性が一年間に旅した記録のごく一部に過ぎません。日頃、中国人の取材をしている私でさえ、これほどまでにマニアックな旅の話はあまり聞いたことがないので、大変驚いたのです。とくに日本で1981~2002年まで放送された明ドラマ『北の国から』のワンシーンを語っていたときには、私は、逆にこちらの方が感動するくらいでした。北海道で、廃線になった電車のエピソードも中国のネットに載りました。

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