常に新しい情報を仕入れ、再検討・ブラッシュアップを計る

ここで、各都道府県の方々が、訪日客を呼び込み、インバウンドを成功させて行くには、どのような視点で、どう戦略と戦術を行動にしていくべきかについて考えて行きましょう。まず、前提として、日本の今と未来について見て行きましょう。日本は現在、少子高齢化という国家であり、人口も減少傾向にあると言えます。そのうち、生産年齢人口は毎年相当数が減っているでしょう。これは、つまり、国や自治体の収入が減少し、また、企業からすれば、地域の中での消費の減少や売上の減少を指していると言えます。このままでは、近い将来、地方自治体の財政が大きく破綻してしまい、次第に商店街は姿を消し、農村部も高齢者だけの集落しか残らなくなるでしょう。そこで、今、何よりも力を注ぎ取り組まなくてはいけないのがインバウンドと言っても過言ではないでしょう。人口減少の中でも、世界各国から訪日旅行者を少しでも多く地域に呼び込む事ができれば、国際交流人口は増加する。つまり、地方に居ても直接外貨を取り込み、それを地域内で確実に循環する事ができれば、需要が生まれ、次第に税収も増加いくと言えるでしょう。そのためには、今すぐにでもインバウンドに着手し、持続的に世界へ繋がる構造を構築し、地域を大きく転換していく事が重要であると言えるでしょう。

インバウンドに取り組んでいく際、確認しておくべきことは、旅行者は何を求めて「この街」に訪れるのかという点でしょう。インバウンドにおける流行や、旅行者のニーズを知り、そこにうまく働きかけていけているかなどを再検討し、ブラッシュアップしていくことが重要だと言えるでしょう。